不用品回収のプロがお掃除やお片付けのコツをお伝えします

シンプルライフ〜それって本当に必要ですか?〜

2022 年 3 月 10 日

cleaning

もう何十年も前から問題であるゴミ問題。

それは人のメンタルヘルスから環境破壊まであらゆる局面で大きな影響を与えています。
何年か前からようやく、その対策に乗り出す国家や企業が出始め、メディアでも広く報じられるようになりました。
温暖化による異常気象などで肌感覚でわかるようになってしまった今では関心を持つ方も増えてきました。
自分達に出来ることは沢山いろいろあると思います。
日常生活において、いつだってものに囲まれた生活をしているわけですからね。

ではどうすればいいのか?

 
 

1つは、なるべく使わなくなったものでリサイクルできるものはリサイクルする。

ただし、古着のリサイクルなどは先進国から途上国へ送られ、結局、大部分が使われずにゴミの山と化しているといった現実があります。
あまりに膨大な量でそもそも必要以上であるということ、ファストファッションの流行により粗悪品が増えたということもあるでしょう。それ以外にも様々な問題が起きているみたいです。よその国のゴミのせいで。
 
 

2つ目に、なるべくリサイクルされた製品を買う。

どの企業のどの製品がリサイクルされているのかまずは調べることから始めましょう。
patagoniaはそういった点でパイオニアではないでしょうか。
ただし、リサイクルもその過程において結局はエネルギーコストがかかるわけですから、全くゴミが出ないというわけではありませんし、全く環境への負荷がゼロということはないでしょう。この点についてはもっと知っていく必要があると思っています。
 
 

3つ目は、買わない、持たない、欲しがらない、ですね。

これが1番、効果があります。

本当に本当に必要なもの、気に入ったものだけあれば充分でしょ、と。

すぐにあれこれ買ってしまう方は、一度冷静になることをおすすめします。
幽体離脱したつもりで数メートル離れたところから自分を見たつもりになって下さい(冗談です)。

毎日、人の家の片付けをしていますが、まあみなさんモノをたくさんお持ちです。持ちすぎです。
ツッコミどころは星の数ほどありますよ。

思い出のあるものは大切にして下さい。それが大量になるとこれはまた別問題。
そこはそれぞれの主観的なことなのでデリケートなことです。
 
 

どう片付けるか

自分で片付けられる人は自分で片付けましょう。
それができない場合は周りの方のサポートが不可欠です。家族、自治体、ニシダサービスなんでもいいです。

これはいつか使うとかもったいないから捨てられないという考えは捨てましょう。
使わないで所有していることの方がもったいないのではないでしょうか?

もちろん、心身の具合が悪く片付けたくても片付けられないという方もいますので一括りにすることはできません。1人1人に事情があるでしょうから。

メンタルの問題の場合は、思い切って、もし、少しでも片付けることを始めることができたのなら、少しは気分もスッキリできるのではないでしょうか?
 

モノで溢れかえった街に出て、こんなに将来ろくに使われもしないで、ただ捨てられていく、お金に変わるだけのモノを見たときに、あ〜もったいないと思わずにはいられません。この仕事をしているからこそ実感する切実な問題です。
 

by 片付けプロ中西🤡
 

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